バイオテロ発生時の申告手続き

申告するところ

• ソウル総合防災センター(バイオテロ対応合同機動班)
• 国番なし ☎ 119, ソウル地方警察庁 ☎ 112

申告方法

• いつ : 発生した正確な時間(時間、分)
• どこで : 発生場所の詳しい情報(例：ソウル駅の3番出口の花林商店前)
• 誰が : 行動をしたと見られる人の人象着衣(例：40代でジーンズとグレーのシャツを着ている)
• 何を : どんな形状の物(例：何かが入っている紙袋)
• どうやって : どうやって行動したか(例：木の下に置いてそのまま行ったが怪しい煙が出ている)
• なんで : どんな被害/症状が発生したか

バイオテロ(化学兵器戦)とは

化学戦

気体又は液体の状態の化学作用剤を使用。人や動物を殺傷したり、地域や施設や物資の使用を妨害する戦争。

生物学戦

細菌や病菌を利用。人や動物に疾病を起こす戦争。

放射能戦

核や放射能物質を利用。大量殺傷、大規模で破壊する戦争。

化学武器(テロ)攻撃の兆候

敵の航空機から霧や煙幕が散布した時

出所がわからない霧や煙が発生した時

呼吸器、鼻、目に刺激が感じられる時

呼吸困難、筋肉痙攣を起こし苦しい時

料理の味が突然変わって感じられる時、皮膚に異常が見られる時

変な臭いがする時

• にんにくの匂い : 水泡ガス
• 桃の匂い : 血液ガス
• トウモロコシと伐採したばかりの草の匂い : 窒息ガス
• 薄い果物の匂い : 神経ガス

化学兵器の種類や症状と応急処置

神経作用剤

筋肉痙攣、呼吸困難、瞳孔縮小、糞尿、嘔吐

水泡作用剤

目や鼻に刺激、皮膚に赤い斑点、水泡発生

血液作用剤

呼吸困難、胸の圧迫

窒息作用剤

頭痛、嘔吐、心肺圧迫

応急処置

• 神経作用剤: アドロピン、オキシム注射を10分間隔で3回注射可能、人工呼吸や緊急病院への搬送
• 水泡作用剤: KM258A1利用して除毒、暖かい石鹸水、目は清潔な水で洗い安定
• 窒息・血液作用剤: 体温維持、新鮮な空気で呼吸し暖かい水を飲むようにする事、人工呼吸・搬送

化学兵器(テロ)攻撃の際の防護

防毒マスクやおしぼり、各種マスク、ビニールを利用して呼吸器の保護/h3>

隣人に警報電波“ガス”

地下やデパートなどの密閉施設ではハンカチで呼吸器保護し外へ避難

皮膚の露出防止(襟,保護衣、雨具等)

低層住宅は窓を密閉して外部の空気を遮断

野外では風が吹いてきた左右側方向で迅速に避難、7階以上の高層に避難

汚染した飲料水や食べ物は絶対食べない事。汚染物体触れないように注意。

生物学兵器(テロ)攻撃時の防護

生物学兵器(テロ)攻撃の兆候

• 原因不明の白色粉が散布された時
• 原因不明の伝染病が蔓延した時
• 気候地域特性に関係のない伝染病発生時
• 昆虫の群れが異常に増加した時
• 空中爆撃時に建物破壊や火災がない場合
• 急に動物が大量に死亡する時

生物学戦に対する防護

• 家の隅々まで掃除をする事
• 飲食物は必ず熱処理加工して食べる
• 日光消毒を実施する
• 予防接種や消毒を通じて病気の媒介物を撲滅する

テロに使用可能な病原菌

炭疽病 : バクテリア

• 症状 : 1〜6の潜伏期、発熱、疲労、咳、胸部の痛み、発汗
• 治療 : ペニシリン、シプロフロキサシン、ドキシサイクリン注射等
• 予防 : 炭疽病予防ワクチン接種は18ヵ月の間に6回、飲食物30分以上熱処理する事
• *  白色粉の炭疽菌は高価なので多い量の粉は炭疽菌でない

天然痘 : ウイルス

• 症状 :7～15潜伏期、倦怠、発熱、嘔吐、頭痛、様々な形態の水泡、膿疱発生
• 治療 : 効果的方法はなし
• 予防 : ワクチン、免疫グロブリン投与、二次感染注意

ペスト : バクテリア

• 症状 : 2～3日の潜伏期、高熱、悪寒、頭痛、喀血、呼吸困難、敗血症
• 治療 : 早期抗生剤の投与、ストレプトマイシン、ドキシサイクリン、クロマイシン等
• 予防 : 死毒ワクチンの接種、ネズミやリス、ノミの撲滅、患者の隔離

核兵器攻撃の際に防護

核兵器の攻撃中

• 周りの待避所や掩蔽物を利用迅速に避難
• 避難場所を探すために2、3歩以上動かない事
• 核爆発の反対方向に伏せて目、鼻、耳を抑える
• 肌の露出を控えて暴風による破片から避けて被害を防ぐ

核兵器の攻撃後

• 放射能の落塵物が付かないようにし呼吸しないようにする事
• 放射能落塵除去(人体除毒、被服交代、地域の施設物除毒)
• 飲食物の保護と飲食注意

化生放の警報別に行動要領

警戒、空襲警報発令時

• 隣人に警報伝播後に老弱者の避難
• 防毒マスクと保護装備の携帯と避難準備
• 避難後の窓閉鎖
• 放送の聴取で政府の指示に倣い行動

化生放警報発令時

• 防毒マスクなど個人の保護装備を着用
• 肌の露出防止、呼吸器の保護
• 風が吹いてきた左右側方向の安全な地域に移動
• 汚染患者の応急処置、人体除毒の準備
• 외外出禁止、汚染地域への接近禁止

有毒ガスの一般的な防護要領

ガスの種類

• たくさん流通されているガス : 塩素、アンモニア
• 特殊分野に使用されるガス : ホスゲン、亜黄酸ガス等
• *  発見次第隣人に知らせ警察に申告
• *  避難時風吹いてきた左右側方向に避難
• *  建物や室内に空気が入ってこないよう密閉し7階以上に避難
• *  汚染された地域内の飲食物の摂取禁止
• *  汚染地域は中和措置後に住民の出入りを統制
• 塩素 : 苛性ソーダ、消石灰の散布
• アンモニア : 水散布
• *  塩素ガス : :水で15分以上洗浄、塩水で歯磨き、バターを入れたコーヒー飲む。
• *  アンモニアガス : レモンジュース、肌は2%ホウ酸水で洗浄(15分以上)

生物化学兵器戦に対する備えの備事項

保護装置/物資

• 防毒マスク、保護衣(ビニール雨具)、防毒長靴、防毒手袋

治療/除毒薬品

• 解毒剤キット KM258A1 皮膚解毒キット

その他

• 非常食糧とラジオ

生物化学兵器戦に対する備え準備事項

화생방전 대비 준비사항

基本装備	代替物資	その他
防毒マスク	綿タオル, マスク	1人当たり1個
保護服	雨具, ビニール袋	1人当たり1個
防毒手袋	ゴム手袋	1人当たり1個
防毒長靴	ゴム長靴	1人当たり1個
MARK-1 注射	病院用アドロピン注射	1人当たり1個
皮膚除毒キット	カラミンローション、ヴァセリン、火傷軟膏
地域施設除毒	洗剤、ラックス、ガソリン

各家庭に防毒マスクを準備しましょう。

防毒マスクの種類

• 一般防毒マスク(戦争用の毒ガス)
• 多用途の防毒マスク(火災・戦争用の毒ガス)

防毒マスクの着用方法

• 浄化筒を防毒マスクに連結する
• 着用前に呼吸を止める
• 頭巾をう防毒マスクかぶる（防毒マスクを着用)
• 鼻と口の内部を密着させる
• 髪留めをきつく締める
• 息を吹きながら内面の汚染された空気を外に力いっぱい吹くき出す