工学情報学部

工学情報学部は日常の生活でもっとも身近な産業インフラ分野で必要とされる知識と技能を備えた人材を養成する学部である。計8つの学科があり、現場実務など、様々な授業方式と、最新の実習用機材を導入している。特にデジタル・ネットワークを基盤に現代化された授業課程は、新入生に親しみを感じられる環境であり、より気楽に専攻の勉強に打ち込める。社会に必要不可欠である人性・知性を併せ持つ人材を育て上げている。

産業システム経営科

産業システムの管理・経営に必要な生産・品質経営分野に専攻領域を細分化し、実習中心の現場教育によって競争力ある人材を輩出している。産業システムの専門家として必要な知識・技術を身につけ、関連業界でその原理を簡単に適用できるように生産・産業システムの関連事例を研究・実習し、現場適応力を重んじる。

機械科

現代産業社会で求められる様々な機械の設計・生産の基礎と応用理論を学び、産業現場で適用できる実務実習をITと連携して行うことにより、急変する21世紀の高付加価値産業である機械分野で主導的な役割を果たすべき中堅技術の人材を養成している。

土木科

豊かで快適な生活空間を作るために必要な建設技術の教育とともに、自然環境及び文化遺産などの財産を未来のために保存する、持続可能性を考慮した新たな開発技術を学ぶ。実験実習・練習を通して、持続可能な開発技術を覚え、日々発展する技術革新の時代にふさわしい人材、また情報化社会に必要なエンジニアを育成している。

地籍科

主に地籍・地籍測量学に関する教育を通して、地籍行政・地籍測量分野の人材を養成している。地籍学は土地に対する権利の限界を地籍測量で確定し、土地に関するすべての事項を国に登録公示することで、国民の土地所有権を保護、効率的に国土を管理する学問である。地籍科は1976年12月、国内の大学では初めて設置されて以来、30年余りの歴史と伝統を誇る。これまで所有権保護と土地管理のための様々な分野で必要とする数多くの人材を輩出しており、特に全国の市庁、郡庁、区役所の地籍科に数多くの卒業生が専門家として働き、高い評価を得ている。地籍科は、スマート国土情報管理の核心分野である地籍業務と空間情報管理を担当する地籍管理行政教育と、最新測量技術や地籍測量理論などを応用した地籍技術専門家教育に重点を置く。このために新しい調査方法や知識を用いるプログラムと、土地情報システムなどの新技術を活用した効率的な土地の管理と土地行政のためのプログラムを運営している。

電気科

学生に実験・実習中心の教育を行い、様々な電気理論を教え、急変しつつある産業環境に適応できるようにする。電力技術・デジタル応用技術・電気設備システム運用及びインターネット応用制御分野の特性教育を行い、創造力を備えた有能な専門人材を育てている。

コンピューター電子科

急変する最新IT産業を先導するリーダーシップと、理論・実務能力を兼ね備えた創造的な電子工学のエンジニアの養成を目的としている。情報の生成・加工・処理・伝達など、情報テクノロジー産業を具現するためのコアテクノロジーの教育を行い、デジタルエンベデッドシステム・ネットワーク・インターネット・マルチメディア・モバイルなどの分野で競争力のある製品を設計する。また業界における業務能力を高め、新たな付加価値を持続的に創り出す独創的なエンジニアを育て上げている。

コンピューター情報科

国際的に競争力のある専門IT人材を育成する。本科は3年制であり、IT専門技術分野とグローバル専門家分野を教科特性化領域とし、高級プログラミング、データベース、ネットワークと情報セキュリティ、モバイルプログラミング分野などで、国際的な専門人力の養成に努めている。また、生涯教育院と連携し、学士学位も取得できる。

情報通信科

ユビキタス時代の核心である「エンベデッド」「モバイル・ウェブ」「ネットワーク」「情報セキュリティー」分野に専攻を分け、海外の姉妹大学との共同学位制を通して、IT専門家としての実務の専門知識・職業意識・使命感を持つグローバルIT技術人材を育てている。